サステナビリティ

Nike, Inc.は、アスリート*に貢献することを存在意義としています。 ビル・バウワーマンが最初のプロトタイプを生み出して以来、私たちは、アスリートが限界を超え、それぞれの目標を達成できるよう、製品を絶えず進化させてきました。気候変動によって世界が大きく変わりつつある今、その取り組みはこれまで以上に重要な意味を持っています。
Nike, Inc.では、どのような環境や条件のもとでも、すべてのアスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、大規模なイノベーションを絶え間なく推進すると同時に、環境への影響の低減にも取り組んでいます。急速に変化する世界において、バリューチェーン全体で効率性、回復力、イノベーションを高め、ビジネスを強化するとともに、アスリートに貢献する新たな可能性を広げています。
1990年代には、より暑い環境でもアスリートが能力を発揮できるよう、製品イノベーションを加速させました。その代表的な例が、Dri-FITの登場です。また、2001年には初めて炭素排出量の削減目標を設定し、環境サステナビリティに包括的に取り組むようになりました。具体的には、炭素排出量と廃棄物の削減、循環型の取り組みの拡大、よりクリーンな化学物質への移行、そして天然資源を責任を持って管理・保全する取り組みを進めています。
*If you have a body, you are an athlete.(*体ひとつあれば、誰もがアスリートだ。)
2030年科学的根拠に基づく目標の進捗状況(2015年度基準)
Nike, Inc.の事業活動における絶対排出量の削減(スコープ1・2)
サプライチェーンにおける排出量の絶対量削減(スコープ3)
2020年度〜2025年度の進捗実績
Nike, Inc.の事業活動における絶対排出量の削減
製造および輸送における絶対排出量の削減
Nike, Inc.の事業活動における再生可能電力
環境に配慮した素材の使用
製造・梱包・配送センター・オフィスで発生する廃棄物の埋立処分を回避。そのうち76%を再利用またはリサイクル
テキスタイルの染色および仕上げにおいて、1キログラムあたり使用される真水の量を削減
現在も、30年以上にわたる環境・社会的責任への取り組みを土台に、アスリートへの貢献を続けています。さらに、Nike, Inc.およびサプライヤーの事業と、それらが展開される地域社会の持続力強化にも取り組んでいます。
私たちの包括的な戦略は、データに基づく分析、科学的根拠、そして世界中のアスリートの声を基盤としています。そこには、トップアスリートから日常的にスポーツを楽しむ人々まで、幅広い層の声が含まれます。また、科学的根拠に基づく目標を設定し、進捗を客観的に評価することで、自らの取り組みに責任を持っています。現在は、改定した科学的根拠に基づく目標の一環として、2020年度を基準に、2030年度までにNike, Inc.が所有・運営する施設(スコープ1・2)の温室効果ガス排出量を75%、サプライチェーン全体(スコープ3)の排出量を35%削減することを目指しています。

機能性とサステナビリティを同時に進化させられることを示す一例が、Aero-FITです。これは、100%繊維廃棄物から作られ、従来のNike素材と比べて2倍の通気性を実現するよう設計されています。
環境への影響をめぐる課題は複雑で、私たちだけで解決できるものではありません。そのため、サプライヤーや業界各社、戦略的パートナーと連携し、自社の事業活動を超えた取り組みを進めています。排出量や廃棄物の削減、水資源の保全、循環型ソリューションの拡大、森林の保護、よりクリーンな化学技術の推進など、その取り組みは多岐にわたります。
Nike, Inc.に、ゴールはありません。今後も自らに挑戦を課し、業界やパートナーにも働きかけながら、意義ある進歩を生み出し、イノベーションを広げていきます。そして、地球への影響を抑えながら、アスリートが最高のパフォーマンスを発揮できる未来の実現を目指します。
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