責任あるサプライチェーン

40年以上にわたり、Nike, Inc.は共通の目標を持つ戦略的サプライヤーと協力してきました。その目標は、従業員にとってより良い環境をつくり、地域社会を支え、環境面のサステナビリティを推進することです。そのため、明確な期待事項を示し、継続的な改善を促す文化を育んできました。さらに、各サプライヤーに合わせたプログラムを通じて、業務の改善や、従業員が変化や課題に対応する力の向上を支援してきました。
数値で見る変化
2025年度に従業員エンゲージメントの測定と改善に取り組んだ戦略的サプライヤー施設の割合
2025年度にジェンダーエクイティを示した戦略的サプライヤー施設の割合
2025年度に製造に従事する人々のために、世界水準の安全衛生を確保した職場を整備した戦略的サプライヤーの割合
Nike, Inc.では、責任ある強靭なサプライチェーンの構築を進めています。目指しているのは、製品の製造や流通に関わるすべての人々と、そうした人々が働くコミュニティが尊重され、大切にされることです。Nike, Inc.のサプライチェーンは複雑で、世界各地に広がっています。そのため、この目標を実現する方法は1つではないと考えています。ティア1の完成品サプライヤーだけでも、37の国と地域で100万人を超える従業員を雇用しています。長年にわたり、Nike, Inc.では基本的な労働環境の向上に取り組んできました。さらに、サプライヤーの管理能力を高めるプログラムを通じて、労働環境の継続的な改善につなげています。
Nike, Inc.のすべてのサプライヤーは、Nike, Inc.の行動規範(Code)およびリーダーシップ基準規範(CLS)に定められた、労働、安全衛生、環境への影響に関する最低限の遵守基準に基づいて評価されます。Nike, Inc.の戦略的サプライヤーとは、シューズ、ウェア、アクセサリーの総生産量の80%を担うサプライヤーを指します。これらのサプライヤーとともに、ジェンダーエクイティ、安全衛生、従業員の声といった分野で、業務のさらなる向上に取り組んでいます。また、優秀な人材の採用・育成・定着につなげるため、具体的で測定可能な目標に基づいた取り組みを進めています。あわせて、誰もが安心して働き、尊重され、意欲を持って仕事に取り組める職場づくりも目指しています。
Nike, Inc.の取り組みは、基本的な期待事項の徹底と戦略的なプログラムの推進を柱としています。これにより、サプライヤーと従業員に長期的に良い影響をもたらすことを目指しています。その成果は、公平な昇進やキャリアアップ、採用の改善、雇用の安定、生産性の向上といった指標を通じて確認しています。
こうした戦略と取り組みは、人権に関するリスクや影響を適切に管理するためのベストプラクティスを基盤としています。これには、世界人権宣言や、国際労働機関(ILO)の「労働における基本的原則及び権利に関する宣言」に定められた権利も含まれます。また、国連のビジネスと人権に関する指導原則および経済協力開発機構(OECD)の多国籍企業行動指針も踏まえています。
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