NikeとJacquemusのコラボレーションでは、当初から、現代のアスリートとして存在する意味が内包する、特別な一面や進化し続ける側面にパワーを与え、同時に大切なものとして評価してきました。 例に漏れず、Nike x Jacquemus 2024年春コレクションでも、スポーツはパフォーマンスだけでなく、スタイルや自己表現の幅を広げるものだという考え方を追求しています。
サイモン・ポルト・ジャックムスにとって、スポーツはスタイルとの流動的な関係性を楽しむものです。 彼と同名のブランド、JacquemusとNikeが最初にタッグを組んだのは、2022年夏。ビンテージ風のACGと90年代のNikeキャンペーンをヒントに、ワンランク上のシルエットとすぐに着られるスポーツウェアを融合した初コレクションをリリースしました。 機能性とスタイルを兼ね備えたアイコニックなシューズであるエア フォース 1が着想源の一つになった、2023年のJ フォース 1といった最近のコレクションアイテムは、美術館でもアウトドアでも同じようになじむスタイルです。
女性らしさ。 自分にうそをつかないこと。 自然とのつながり。 パフォーマンス。 トップスピード。 こういったコンセプトが全体に織り込まれた最新のNike x Jacquemus 2024年春コレクションでは、レーザーカットのスウッシュパターンを配したユニセックスTシャツ、パーカー、スウェットパンツに加え、ブラウンの上質なヌバック素材で一新されたJ フォース 1、レジスタンス精神を反映させたル スウッシュ バッグという、6種のウィメンズアパレルをカバーしています。ル スウッシュ バッグは、Nikeを象徴するスウッシュをイメージしたハンドバッグであり、Nike x Jacquemusシリーズ初のアクセサリーでもあります。
サイモン・ポルト・ジャックムスは、こう話しています。「2020年後半にル スウッシュ バッグのデザインを始めたとき、スウッシュそのものが頭から離れなくなっていました。 この唯一無二のロゴを再解釈し、ミニマルな形ですべてを表現したいと思ったんです。 それに、バッグを手掛けるときは、いつもユニークな形に仕上げたいと思っています。実用性だけ考えればいいというものではありません。 最も純粋な形でNikeを表現できる、存在感のあるアクセサリーを作りたいと考えました。それが、アイコニックなスウッシュそのものだったというわけです」
彼はさらにこう続けます。「私にとって、スウッシュはNikeの究極のロゴ。すべての世代で、またあらゆるコレクションで、数十年にわたって受け継がれています。 ミニマルでユニークな形をしたスウッシュは、創造性を活かして際限ないデザインや解釈が可能です」
NikeとJacquemusは2024年春のキャンペーンに、陸上の世界大会で優勝し、オリンピックでの活躍が期待されるNikeアスリートで、抜群にスタイリッシュであるうえ世界最速の女性でもあるシャカリ・リチャードソンを起用しました。 彼女はコレクションを体現するだけでなく、キャンペーンの精神を表す存在であり、一貫して最も手ごわいライバルである自分自身に向き合い続けるアスリートの特質や奥深さをも表現しています。
「ファッションはとても個人的なもので、私はまさに自分自身を表現するためにそれを利用しています。気持ちや気分、創造性を表現できるのが、ファッションなのです。 身につけるカラーや、着ることで背負うリスクなど、ファッションは、自分が何者かを世界にほんの少し表現できる手段になります」とシャカリは言い、さらにこう話しています。 「だから、サイモンのコレクションからインスピレーションをもらえるんです。エッジが効いたデザインながらもエレガントで、ありのままの自分でいようという刺激を受ける。周りにも同じような影響をもたらせたらうれしいです」
シャカリとタッグを組みたいと思ったときのことを聞かれたジャックムスは、こう振り返っています。「2023年のブダペストで、女子100m走で世界を制したシャカリの活躍に驚きました。 ユニフォームの規定があるにもかかわらず、自分のスタイルを維持し、ユニークなスタイルで激しく戦う彼女の姿にも魅了されました。スポーツ界で自分らしくある姿はとてもパワフルです。 すぐに彼女とコラボレーションしたいと思いました」
Nike x Jacquemus 2024年春コレクションは、2月26日にjacquemus.comで、また3月5日に世界各地の一部のNike販売店で発売されます。 ル スウッシュ バッグは、jacquemus.comのみの限定販売です。