Nikeがベトナム初の電動バージを導入し、サプライチェーンの温室効果ガス排出量を削減

  • 2026/10/28
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今回発表の内容
NikeはCMA CGMおよびジェマデプト(Gemadept)と提携し、ベトナム初の完全電動の河川輸送用バージ(はしけ)の運航を開始しました。

仕組み
このバージはバッテリーで駆動し、充電には認証済みの再生可能電力を使用します。160kmを超える往復航路で、温室効果ガスを直接排出せずにNike製品を輸送します。

取り組みの背景
このプロジェクトは、バリューチェーン全体で低炭素型ソリューションを拡大するために、Nikeがサプライヤーや戦略的パートナーと連携して進める取り組みの一環です。

Nikeの温室効果ガス排出量削減目標への貢献
この取り組みは、広範なサプライチェーンでの温室効果ガス排出量を2020年度比で35%削減することなど、Nikeが2030年に向けて掲げる科学に基づく目標の達成に貢献します。

Nikeは、グローバル サプライチェーンでの製品輸送に伴う温室効果ガス排出量を削減するため、新たな取り組みを進めています。

CMA CGMおよびジェマデプトと共に、電動バージ、専用の充電インフラ、再生可能電力を組み合わせた完全電動の内陸水運ソリューションをベトナムに導入します。このプロジェクトは、Nikeが物流サービス事業者と協力して進める取り組みの一つです。アスリート*に確実かつ効率的に製品を届け続けながら、二酸化炭素排出量を抑えた輸送ソリューションを広げています。また、ベトナムの二酸化炭素排出量を抑えた経済への移行を支えるという、Nikeの変わらぬ決意を示す取り組みでもあります。

このバージは、ホーチミン市にあるNikeの内陸の貨物搬入拠点と、カイメップのジェマリンク大水深ターミナルを結びます。往復160kmを超える航行による温室効果ガスの直接排出はゼロです。バッテリーの充電には、ターミナルの太陽光発電施設から供給される認証済みの再生可能電力を使用します。このソリューションにより、年間約778トンのCO₂排出を回避できると見込まれています。

「グローバル サプライチェーン全体で温室効果ガス排出量を削減することは、一企業だけでは実現できません。新しいアイデア、強固なパートナーシップ、そして事業の進め方を見直す意欲が必要です」と、NIKE, Inc.のチーフ サステナビリティ オフィサーを務めるシマロン・ニックスは語ります。「このプロジェクトのように、イノベーションを実用的なソリューションにつなげることで、サプライチェーンの回復力を高めながら、環境への影響を低減できるのです」

輸送は、素材、製造、自社の事業運営と並び、Nikeがバリューチェーン全体での温室効果ガス排出量削減に向けて戦略的に注力している4つの分野の一つです。電動バージに加え、航空貨物輸送の削減、二酸化炭素排出量を抑えた船舶用燃料の利用拡大、電気自動車の活用拡大なども進めています。これらの取り組みの結果、2025年度の入荷・出荷時の輸送に伴う温室効果ガス排出量は、2020年度比で56%削減されました。こうした輸送分野での取り組みは、広範なサプライチェーンでの温室効果ガス排出量を2020年度比で35%削減することなどを掲げる、Nikeの2030年に向けた科学に基づく目標に沿ったものです。

電動バージの導入も、Nikeのサステナビリティへの幅広いアプローチの一環です。サプライヤー、業界各社、戦略的パートナーと協力し、自社の事業の枠を超えてソリューションを拡大しています。Nikeがバリューチェーン全体で重視しているのは、温室効果ガス排出量と廃棄物の削減、水資源の保全、循環型ソリューションの拡大、森林保護、環境負荷の少ない化学技術の推進です。

Nikeは環境への影響を低減しながら、バリューチェーン全体の効率性と回復力を高め、イノベーションを推進しています。こうした取り組みを通じて事業基盤を強化し、社会の変化に対応しながら、アスリートへの貢献の幅を広げています。

Nikeのサステナビリティへの取り組みと、バリューチェーンにおける温室効果ガス排出量削減に向けたアプローチの詳細をご覧ください。

*if you have a body, you are an athlete.(*体ひとつあれば、誰もがアスリートだ。)

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