(オレゴン州ビーバートン) -- 2024年9月19日 -- NIKE, Inc.(NYSE:NKE)の取締役会は本日、エリオット・ヒルが2024年10月14日付けでNIKE, Inc.の社長兼最高経営責任者(CEO)に就任することを発表しました。 同時にNIKE, Inc.取締役と執行委員会のメンバーも務めることになります。
「NIKEにエリオットを再び迎え入れることをうれしく思います。 取締役会では、将来に向けて私たちが求めること、これまでの業績を踏まえ、また周到な引き継ぎの実施を経て、グローバルな専門性、リーダーシップのスタイル、私たちの業界やパートナーに対する深い理解に加え、スポーツ、NIKEのブランド、製品、顧客、アスリート、従業員に対する熱い思いがあるエリオットは間違いなく、Nikeを次の成長のステージへと導くのに最適な人物だという結論を出しました」と語るのは、NIKE, Inc.取締役会長のマーク・パーカーです。「私は個人的にエリオットと30年以上一緒に働いてきました。これから先のチャンスをつかむ彼と経営陣をサポートするのを楽しみにしています」
取締役会とジョン・ドナホーは、ジョン・ドナホーが10月13日付けで社長兼CEOの役職とNIKE, Inc.の取締役を退くことを決めています。 彼は、円滑な引継ぎを行うため、2025年1月31日までアドバイザーとしてNIKEに在籍します。
パーカーはこうも話しています。「社長兼CEOとして、また取締役としてNikeに貢献してくれたジョンに感謝しています。 特に、新型コロナのパンデミックの最中に会社をリードする役割を果たしてくれたことや、世界中のコミュニティに投資するNikeの活動をしっかり支えてくれたことを評価したいと思います」
エリオットはこう語っています。「NIKEは常に私の中核にあり、さらに明るい未来に向けてNIKEを導いていく準備は万全です。 32年間、業界一流の組織で働く機会に恵まれ、NIKEを現在のような魅力的な会社にしようと貢献してきました。 長年一緒に働いてきた多くの従業員や信頼できるパートナーとの再会を待ち遠しく思います。そして、NIKEの前進につながる有効な関係を新たに築いていくのも楽しみです。 NIKEの才能あるチームとともに、大胆で革新的な製品を生み出して、市場で際立つ存在になり、これから先何年も消費者を魅了し続ける未来を心に描いています」
ヒルはNikeでの長年のキャリアにおいて、欧州や北米でシニアリーダーシップを務め、390億ドルを超える成長に貢献しました。 2020年の退職前は、コンシューマー&マーケットプレイス部門社長として、NikeブランドとJordanブランドの4つの地域における商業活動およびマーケティング活動全般を、損益の把握を含めて率いていました。 2020年にNikeを退職したヒルは、 テキサスクリスチャン大学(TCU)とオハイオ大学を卒業しており、現在はTCUの理事を務めています。
ジョン・ドナホーはこうコメントしています。「この素晴らしい会社の一翼を担えたことは光栄であり名誉なことです。Nikeで過ごした時間とこの組織を率いる機会を得たことを忘れはしません。 フィル、マーク、Nike、そして従業員に敬意を表します。 今こそリーダーを交代するタイミングだということが明らかになりました。次のリーダーにはエリオットが適任です。 Nikeとエリオットの今後の成功を楽しみにしています」
NIKE, Inc.について
オレゴン州ビーバートンに本社を置くNIKE, Inc.,は、幅広いスポーツやフィットネスアクティビティに適した確かなスポーツシューズ、アパレル、器具、アクセサリーを取り扱うデザイナー兼販売業者として世界を牽引しています。 NIKE, Inc.の完全所有子会社であるブランド、Converseは、スポーティーなライフスタイルに適したフットウェア、アパレル、アクセサリーのデザインと販売を行っています。 NIKE, Inc.の決算報告やその他の財務情報については、インターネット上でご確認いただけます。詳しくは、https://investors.nike.com/をご覧ください。 個人のお客様は、https://about.nike.com/にアクセスして、LinkedIn、Instagram、YouTubeでNIKEをフォローしたいただくことも可能です。