次世代のアスリートたちのためにスポーツを楽しむ機会を広げる取り組みの一環として、NIKE, Inc.はNFLのクラブと連携し、ネイティブアメリカンと先住民の若者がアメリカンフットボールに触れる機会を増やそうとしています。 5年で320万ドルに上るNikeの投資から、NFLの各クラブは年間2万ドルを受け取り、地域で活動する先住民の非営利団体などの組織と協力し、ネイティブアメリカンコミュニティの若者を対象とするアメフト関連のプログラムに資金を提供できるようになります。 先住民の若者たちのために、スポーツへの参加を妨げる壁を壊すべく、力を合わせて取り組んでいきます。
この数年間、NikeとNFLのクラブが先住民コミュニティとのつながりを築くために行ってきた取り組みを拡大し、クラブに資金を提供します。クラブはその資金で、地域に暮らす先住民の若者たちにアメフトなどのスポーツを体験してもらい、スポーツを続けられるよう若者たちをサポートします。 この取り組みをアピールするため、第58回スーパーボウルに先立ち、Nike N7はラスベガス・レイダースと協力してフォートモハーヴェ族とともに若者向けのスポーツキャンプを開催します。
NFLのクラブと連携して、全米規模で比類ない機会を生み出し、先住民コミュニティと若者をサポートするNikeの取り組みを強化します。 NFLのクラブと地域のネイティブアメリカンコミュニティを結びつけることで、Nikeは今後もインパクトのある取り組みを続けます。特にアメフトによるスポーツの力を通じて、夢を抱く次世代の先住民の若者たちへのNikeのサポートを広げていきます。
この投資を活用する一例となるのが、ミネソタ・バイキングスの計画です。資金を利用して、講習やその他の活動を通じ、先住民の若者たちがアメフトを楽しむ機会を増やしていく予定です。 設備の寄付に加えて、バイキングスはミネアポリスとセントポールの2つの市のネイティブアメリカンコミュニティを対象に、バイキングスの試合観戦やトレーニングキャンプへの特別待遇での招待といった他にない体験を提供する企画を立てています。
世界保健機関(WHO)の研究によれば、スポーツを楽しむ子どもたちは、学校でも学校以外の日常においても、より健康かつ幸福で成果の多い日々を過ごしています。 しかし、世界的に見ると、成長するために必要な運動をしている子どもは5人に1人しかおらず、今なお他の子どもたちに比べて運動を続けるのが困難な子どもたちもいます。北米のネイティブアメリカンや先住民のコミュニティに暮らす若者もその一例です。 アスリートとスポーツの最大のサポーターであるNikeは、すべての子どもたちがスポーツを楽しむ機会を得るべきだと考えています。