NikeとMoMA Design Storeが限定コラボシリーズ第1弾となるアイテムを発表

Nikeは、限定商品シリーズ発売に関する今回の発表を通じて、MoMA Design Storeとの長年にわたる 関係をさらに強化していきます。その第1弾となるのがMoMA ナイキ  エブリデイ ソックスです。 

コラボ商品が発売されるたびに運動とデザインのつながりが浮き彫りになり、普段使いのアイテムとは往々にしてインスピレーションを具現化したものであることに私たちは気づくでしょう。

Nikeは、長年にわたりMoMA Design Storeおよびニューヨーク近代美術館（MoMA）のキュレーションプログラムと関係を築いてきました。 2017年には 「Items: Is Fashion Modern?（アイテム：ファッションはモダンか？）」というMoMAの企画展で、1980年代初頭に発売されたNikeの初代エア フォース 1が3点展示されています。 この企画展では、20世紀から21世紀にかけて世界に強いインパクトを与えたウェアやアクセサリー111点が取り上げられました。 その翌年、MoMA Design StoreはOFF-WHITE™ ヴァージル アブロー x ナイキ エア フォース 1をリリースし、同時に両ブランドによるMoMA ナイキ エリート バスケットボールソックスを発売しました。

こうした関係の次の段階で映し出されるのは、NikeとMoMA Design Storeが共有する価値観です。 Nikeの共同創設者であるビル・バウワーマンの「体ひとつあれば、誰もがアスリートだ」という信念は、創設初期からNikeのデザイン戦略を決定づけてきた概念であり、今もなお、可能な限り視野を広げて高性能な製品を開発するうえでの指針になっています。

このようなファッションと機能、素材とテクノロジー、美的感覚と文化の関係を探ろうとする研究は、MoMA Design StoreのDNAにも組み込まれています。また、人々が生活の中で利用できる優れたデザインを紹介するために、慎重に検討されたデザイン基準を満たすもの、つまり美術館のキュレーターの承認が得られるものを選ぶという彼らの取り組みにおいても不可欠です。

今回のシリーズで最初に発売される MoMA ナイキ エブリデイ ソックスは、ふくらはぎにスウッシュとMoMAのロゴを配置し、つま先にユニークな「Just Do It」のステッチを施したデザインです。 衝撃を吸収するソールと速乾性のあるアッパーが、スポーツに限らずさまざまなシーンで、アスリートの足をサポートしながらさらりとした状態にキープします。

 MoMA ナイキ エブリデイ ソックスは米国のMoMA Design Storeで限定販売され、購入を通じてMoMAの教育プログラムを支援できます。 NikeとMoMAの、その他の限定コラボ商品については今後発表される予定です。