Jordan Brand Wingsは、若者から教育の機会を奪う障壁を取り除くために、2015年にスタートしました。 Wingsが世界規模で投資を行う4つの主な分野の1つが、デザインプログラムです。 Jordanブランドのデザインチームメンバーが協力するこのプログラムは、クリエイティブな分野への情熱や夢をつかむきっかけを学生に提供しています。デザインスクールへの進学や独自ブランドの創設のほか、地元の街に根差す商品を作って社会変革につなげることなど、学生の夢はさまざまです。
Jordan Wingsデザインプログラムからリリースされる最新シューズ、エア ジョーダン 1 MID サブウェイは、ニューヨークの陰の功労者たち、つまり北米最大の公共交通システムであるMTAのスタッフから着想を得た一足です。
6週間にわたる過程で、全米のJordan Brand Wingsパートナー団体に所属する130人を超える高校生がJordan Brand製品製作チームのメンバーと緊密に連携し、「ロールモデル」をテーマに据えたエア ジョーダン 1をデザインしました。ロサンゼルス、シカゴ、ノースカロライナ州シャーロット、 フィラデルフィアといった都市に住む高校生たちが受けた指導は、自分なりのストーリーをデザインに織り込み、夢の実現をサポートしてくれる地域の人々を、創造性を活かして称えること。各都市の高校生がJordanブランドの幅広い従業員から成る委員会に最終デザインを売り込み、製品化される最終デザイン1点が委員会によって選出されました。それが、ニューヨークのエア ジョーダン 1 MID サブウェイです。
このエア ジョーダン 1 MID限定エディションは、休むことなくニューヨークの人々を目的地へと送り届けるMTAのクルーへの、感謝の思いを込めたシューズ。 日々サービスを提供するMTAの従業員に、敬意を表した言葉があしらわれています。 つま先の「Always Go Forward(常に前進)」は、困難を伴う時もニューヨークを動かし続けるクルーの心意気を称えたもの。 シュータンの裏側には「Thank You For All You Do(皆さんが提供するあらゆるサービスに感謝します)」と記されています。 他にも、一目でわかるMTAのロゴをヒントにしたディテールも取り入れました(詳しくは下の写真の説明を参照してください)。
ニューヨークの学生デザイナーの1人、オスカー・チュンはこう話しています。「このシューズを履いて楽しむ人々のことを思い浮かべると、誇らしい気持ちになります。 きっと、ミュージシャンが自分の曲を初めてラジオで聞くときと同じような気持ちでしょう」
エア ジョーダン 1 MID サブウェイは、ジュニア、リトルキッズ、ベビーのサイズ展開で、5月15日にnike.comとNike House of Innovation NYC、Nike Sohoで発売されます。 Jordan Brand Wingsの取り組みについて詳しくは、こちらをご覧ください。