Jordanブランドは、バスケットボールカルチャーが、文化における卓越性、公平性、そして構造的な変化への新たな道筋を生み出すことができると認識しています。
Jordanブラックコミュニティコミットメント(BCC)は、現代において最も人々に被害をもたらしている問題のひとつである構造的な人種差別に正面から取り組むために、2020年に設立されました。 アフリカ系アメリカ人の未来をより公平なものにすべく、マイケル・ジョーダンとJordanブランドは、経済的公正、教育、社会的認識の変革、そして社会的公正という4つの重点分野に取り組むため、10年間で1億ドルを拠出することを約束しています。
社会的認識の変革は、構造的な人種差別がアメリカの歴史にどのような影響を及ぼしてきたかをより詳細に理解することによってのみ、真の変革が可能になるという信念に根ざしています。
この信念を胸に、Jordan BCCは、黒人を取り巻く環境に関する体験談や主張を汲み上げる組織である、The Blackhouse Foundation、 ColorCreative、 The Opportunity Agenda 、 StoryCorpsと新たにパートナーシップを結ぶことで、その取り組みを強化していきます。 Jordan BCCファミリーはその団結力によって、アメリカの歴史において人種差別が担ってきた役割に対する認識を高め、私たちの日常生活において人種差別がもたらした結果について理解を深めることを目的に、メディア、スポーツ、文化の垣根を超えた対話を促しています。
この新しいパートナーシップは、ニューヨークで2日間にわたって開催されたコミュニティ集会「Breaking Bread」の中で祝われました。「Breaking Bread」では、BlackStar Projects、アイダ・B・ウェルズ調査報道協会、モアハウス大学など、物語を語り継ぐ新しいパートナーや既存のパートナーのほか、Jordan BCCとつながりのあるファミリーメンバー、受賞歴のある作家、一流の学者が初めて一堂に会しました。
BlackStar Projectsのチーフエグゼクティブ兼アーティスティック・オフィサーであるマオリ・カルマエル・ホームズはこう語っています。「BlackStar Projectsの活動の指針となる格言に、『歴史を記録することは、本質的な抵抗である』というものがあります。助成対象団体とスペースやコミュニティを共有することは、さまざまなストーリーテリングを通して、私たちが共にインパクトを生み出す方法を見つけるための特別な第一歩となりました」
世界中で黒人ならではの体験がどのように語られているかを改めて認識するという共通の取り組みについてともに対話し、体験を共有する親密な集まりを通して、Jordan BCCファミリーは新たな親睦、インスピレーション、決意を得ることができました。
Jordanブランドの代表取締役、サラ・メンサーはこう述べています。「アメリカでは何世紀にもわたり、ブラックコミュニティが自らの歴史の番人でした。今回は、この遺産を守り、変化を癒しと喜びの糧とし、Jordanブラックコミュニティコミットメントの使命を前進させ続けるファミリーの精神を称えてきたストーリーテリングの伝統に敬意を表する重要な瞬間となりました」
Jordan BCC基金は、その設立以来、地域レベルでの変化を呼び起こすため、全米の草の根非営利団体にもコミュニティ助成金を交付してきました。 2024年度Jordan BCCコミュニティ助成金の申請受付は既に開始されています(申請はこちら)。 申請期限は2023年12月16日までで、草の根団体は以下の条件を満たす場合に応募できます。(1)501(c)(3)の認定を受けた非営利団体であること、(2)年間運営予算が300万ドル未満であること、(3)2021年またはそれ以前に設立された団体であること、(4)Jordan BCCイニシアチブの4つの重点分野(経済的公正、教育、社会的認識の変革、社会的公正)のうち少なくとも1つに合致していること。