広範囲にわたるNikeのバリューチェーンには、素材の製作や製造、仕上げ、さらに製品の製造が含まれます。 この工程で出る二酸化炭素が、Nikeによる排出量の大部分を占めます。 私たちは、製造を担うサプライヤーと協力し、施設内外の再生可能エネルギーの利用推進や、ティア2サプライヤーの石炭使用量削減といった取り組みを通じて、設備の効率化の向上を目指しています。 また、Nikeのサプライヤー気候アクションプログラム(SCAP)を通じて、サプライヤーがより意欲的な気候目標を設定できるようサポートしています。具体的には、気候リスク評価の実施や気候問題の緩和に役立つツールの提供を行い、低炭素経済への移行により活発化する戦略的機会の見極めを支援しています。